DELLで安く組む為に

そんな情報まとめ。



WindowsXPのライセンス認証(アクチベーション)は回避可能なのだろうか?
http://hiroji.bglb.jp/win10/win12.html


 SLP(System Locked Pre-installation)を使用する方法!
調査 WindowsXPにはライセンス認証(アクチベーション)があり
自作パソコンユーザーには何かと不便なのでライセンス認証の回避方法を調査します。(^^;;;


メーカー製のWindowsXPパソコンには認証が必要ないのでその原因を調査してみます。


マイクロソフトのホームページにこのことについての記述がありました。
http://www.microsoft.com/japan/technet/prodtechnol/winxppro/evaluate/xpactiv.mspx


簡単に言うとWindows XPはブート時に、PCのBIOS情報とメーカー情報(SLP)を比較し、
一致する場合にはライセンス認証(アクチベーション)が不要になると言うことです。
(一致しない場合はライセンス認証(アクチベーション)が必要(^^;;;)


では、実際にメーカー製のWindowsXPパソコンで確認してみます。(とりあえず SOTEC のAFiNAです。)
前項の”WindowsXP Professionalのインストール後のライセンス認証の回避方法”から予測して
DPCDLL.DLL, OEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIG, PIDGEN.DLL を通常のWindowsXPのものと比較してみます。
結果は
 OEMBIOS.BIN
 OEMBIOS.CAT
 OEMBIOS.DAT
 OEMBIOS.SIG
が異なっていました。(いかにも怪しいファイル名ですね。)


では、通常のWindowsXP Professional(OEM)をインストールして上記ファイルを上書きしてみます。
おおっ! ライセンス認証を回避することができました!


ついでに、通常のWindowsXP HomeEdition(OEM)でも試してみます。
おおっ! こいつもライセンス認証を回避することができました!


※SLPにてOEM版のWindowsXPをインストールする場合はSLP専用のプロダクトキーが必要です。
DELLのPro用 : XJM6Q-BQ8HW-T6DFB-Y934T-YD4YT
DELLのHOME用 : RCBF6-6KDMK-GD6GR-K6DP3-4C8MT
   DELL機以外へも使えます。


結論!
メーカー情報(SLP)は下記ファイルに書いてある様です。
<補足1>
では上記ファイルを他のパソコンで試して見ましょう。
まず、通常のWindowsXP Professional(OEM)をインストールして
SOTEC AFiNAのOEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIGを上書きします。


結果は、当然ですがライセンス認証(アクチベーション)を要求されます。
では、BIOSを改変してみましょう。


1. まず、SOTEC AFiNAのBIOS情報を確認します。
今回はCrystalDMIを使いました。(作者ホームページはこちら)
System InformationのManufacturer : SOTEC ですね。


2. BIOSを改変します。(ココを参考にさせて頂きました。)
BIOSの改変ツールにはAWARDBIOS用(ASUSTek以外)、AWARDBIOS用(ASUSTek)、AMI用があり今回テストに使ったM/BはAWARDBIOS(ASUSTek以外)ですので”DMICFG.EXEを使用します。”

3. リアルDOSで起動させます。(日本語環境はダメです)


4. DMICFG.EXEを起動します。


5. ”System”に移動してEnterキーを押します。


6. Manufacturer Nameに移動して”SOTEC”と入力します。


7. F10キーを押して変更内容を保存します。


8. ESCキーを押してDMICFG.EXEを終了します。(Y/Nって聞いてきますのでYを押す)


9. 再起動します。


おおっ! ライセンス認証を回避することができました!<補足2>
SonyNECのメーカー製のWindowsXPパソコンのOEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIGを使用してやってみましたが、
BIOSの改変をSOTECと同様に行ってもライセンス認証を回避することはできませんでした。
難しいですね。<補足3>
DELL やHewlett-Packardのメーカー製のWindowsXPパソコンの
OEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIGを使用して試してみました。
まとめると、


  ライセンス認証の回避 SLPの言葉
SonySony Corporation”は不可  
NECNEC”は不可  
SOTEC OK SOTEC
iiyamaIIYAMA CORPORATION”は不可  
DELLDell Computer Corporation”は不可  
Hewlett-Packard OK Hewlett <補足4>
中国の某サイトより 12メーカーのWindowsXP OEMの詰め合わせセットをゲットしました!
(”Windows XP OEM 12合1中文版”と言うものです。)
これには、”IBM”,”Hewlett-Packad”,”COMPAQ”,”SONY ”,”TOSHIBA”,”聯想”,
”清華同方”,”七喜”,”TCL”,”DELL”,”ACER”,”SAMSUNG”の12メーカーが入ってます。


早速、OEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIGを抜き出してテストです。



  ライセンス認証の回避 SLPの言葉
IBM OK IBM Corporation
Hewlett-Packad OK Hewlett-Packard
COMPAQ OK COMPAQ
SONYSony Corporation”は不可  
TOSHIBATOSHIBA”は不可  
聯想 OK LEGEND Dragon
清華同方 OK TSINGHUA TONGFANG COMPUTER
七喜 OK HEDYCOMPUTER
TCL OK TCL123
DELLDell Computer Corporation”は不可  
ACER OK AcerSystem
SAMSUNGSAMSUNG”は不可  


SONYDELLは以前手に入れたものと同じファイルでしたが、
Hewlett-Packadは違うファイルでSLPの言葉も”Hewlett”はダメで”Hewlett-Packard”でOKでした。


さて別件で
http://hiroji.bglb.jp/win7/win9.html#1
WindowsXPのライセンス認証(アクチベーション)は回避可能なのだろうか?

 corpfilesを使用する方法!
調査 WindowsXPにはライセンス認証(アクチベーション)があり自作パソコンユーザーには何かと不便なのでライセンス認証の回避方法を調査します。(^^;;;

WindowsXPの英語版が発売される直前、海外で
 XP_RTM_OEM_DELL_PRO.ISO
 usa_2600__x86.pro_no_activation.iso
と言うファイルのWindowsXPが流出しました。
このうちusa_2600__x86.pro_no_activation.isoが企業向けのライセンス認証(アクチベーション)の必要のないWindowsXP Professionalです。
上記流出と同時にusa_2600__x86.pro_no_activation.isoとライセンス認証(アクチベーション)の必要なWindowsXP Professionalの差分ファイルも流出しました。これがcorpfilesと言われているやつです。
中身はこんな感じです。

実際にWindowsXP Professional英語版にcorpfilesを上書きしてWindowsXPをインストールしてみます。
インストールが完了しました。
おっ!”c:\windows\system32\oobe\msoobe /a”を実行しても認証済みってでます。(^^)



次に本当にcorpfilesの全てが必要なのかcorpfilesから一つずつ削除してからWindowsXP Professional英語版に上書きしてWindowsXPをインストールしてみます。

最初は関係なさそうなWIN9XUPGフォルダとEULA.TXTとSETUPREG.HIVを削除してインストールです。
これは問題なくライセンス認証が回避できました。

後は、順番にやって行きますが結果としては、他のファイルは全て必要でした。(^^;;<補足1>
今度はWindowsXP Professional日本語版にcorpfilesを上書きしてインストールしてみます。
ただし、上記の結果より
 DPCDLL.DL_
 NT5INF.CA_
 OEMBIOS.BI_
 OEMBIOS.CA_
 OEMBIOS.DA_
 OEMBIOS.SI_
 PIDGEN.DLL
 SETUPP.INI
のみの上書きです。

結果は、見事にライセンス認証を回避することができました!
ただし、C:\windows\setuperr.logに”バージョンが違う”ってエラーがでてますね。まあ、使う分には関係ないのでいいかな。(^^)<補足2>
今度はWindowsXP HomeEdition日本語版にcorpfilesを上書きしてインストールしてみます。
まずは、上記同様に
 DPCDLL.DL_
 NT5INF.CA_
 OEMBIOS.BI_
 OEMBIOS.CA_
 OEMBIOS.DA_
 OEMBIOS.SI_
 PIDGEN.DLL
 SETUPP.INI
のみの上書きです。
あっ! インストールは無事終了しましたが、ログインするところでプロダクトキーが違うってエラーがでてしまいました!
しょうがないので、今度はcorpfilesの全てを上書きしてインストールしてみます。
えっ!? インストール時にProfessionalと言う文字がある・・・・・
インストール完了! げっ、起動時の旗の画面がProfessionalになってる・・・。
どうやら、見かけ上、Professionalになった模様です。 機能は???ですね。
でも、ライセンス認証は回避することができました!<補足3>
WindowsXP Professionalのインストール後のライセンス認証の回避方法

上記より認証回避するのに
 DPCDLL.DL_
 NT5INF.CA_
 OEMBIOS.BI_
 OEMBIOS.CA_
 OEMBIOS.DA_
 OEMBIOS.SI_
 PIDGEN.DLL
 SETUPP.INI
が必要なことがわかったのでインストール後の上記ファイルを探してみます。
(上記ファイルはCAB形式の圧縮ファイルなので拡張子の”_”は無視(^^))
見つかったファイルはDPCDLL.DLL, OEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIG, PIDGEN.DLL で、他のはないですね。

では、実際に認証の必要なWindowsXP Professionalをインストールしてから上記ファイルを上書きしてみます。
WindowsXPにはファイルの復元機能があり重要なファイルは削除してもすぐに復元されてしまいますのでセーフモードで立ち上げて上書きします。
では、再起動!
げっ!ログイン画面でプロダクトキーが違うって怒られます!(ログインできません)

これは、インストール時に使用したプロダクトキーも書き換えないと駄目だってことですね。
レジストリを見ましたが、Windows2000などでプロダクトキーが書いてある”HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion”にはないです。
ただ、”DigitalProductId”ってのが怪しい!(わからない様に暗号化したのかな?)
と言うことで、今度はcorpfilesを使ってインストールしたときのレジストリを保存しておいて、これを使ってレジストリも変更してみます。

再度、普通のWindowsXP Professionalをインストールしてから上記ファイルをセーフモードで上書きして、レジストリも変更します。
では、再起動!
おっ!今度はエラーもなく立ち上がりました。(^^)
ライセンス認証も回避することができました!<まとめ>
WindowsXP Professionalのインストール後のライセンス認証の回避方法
1. corpfileを用意する。
2. corpfileの中のDPCDLL.DL_,OEMBIOS.BI_,OEMBIOS.CA_,OEMBIOS.DA_, OEMBIOS.SI_を解凍し、DPCDLL.DLL,OEMBIOS.BIN,OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT,OEMBIOS.SIG,PIDGEN.DLL用意する。
  ※上記ファイルはCAB形式の圧縮ファイルなのでファイル名に.cabを追加して解凍する。
3. WindowsXPをセーフモードで立ち上げます。(起動時にF8キーを押す)
  ※ファイルの復元機能を回避するためセーフモードで行います。
はじめにWindows\system32\CatRoot\{F750E6C3-38EE-11D1-85E5-00C04FC295EE}のOEMBIOS.CATを削除する。
次にDPCDLL.DLL,OEMBIOS.BIN,OEMBIOS.DAT,OEMBIOS.SIG,PIDGEN.DLLをWindows\system32に、OEMBIOS.CATをWindows\system32\CatRoot\{F750E6C3-38EE-11D1-85E5-00C04FC295EE}にコピーする。
  ※OEMBIOS.CATは一度削除してからでないとうまく上書きできません。
4. レジストリーのHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersionのDigitalProductIdをFCKGW-RHQQ2-YXRKT-8TG6W-2B7Q8のCD-KEYを使ったときの値に書き換えます。(下記の値)
※方法:レジストリーエディターを使って書き換えるか、下記の内容のテキストファイルを作成し、拡張子を.txtから.regに書き換えて実行する。

    • 内容---------------------------------------------------------

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion]
"DigitalProductId"=hex:a4,00,00,00,03,00,00,00,35,35,32,37,34,2d,36,34,30,2d,\
30,30,30,30,33,35,36,2d,32,33,38,30,30,00,2e,00,00,00,41,32,32,2d,30,30,30,\
30,31,00,00,00,00,00,00,00,46,40,4b,cc,f9,45,ec,c0,e1,80,b8,f1,d5,c8,00,00,\
00,00,00,00,9d,bd,c4,3b,74,05,03,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,\
00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,37,31,34,32,38,00,00,00,00,00,00,00,1b,0d,\
00,00,a1,84,98,9c,00,01,00,00,16,1c,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,\
00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,06,4c,ee,57

5. 再起動する。
以上で認証回避ができます。



Windows2000の企業向けバージョンが存在していると言うことですが何だろうか?
調査 ちまたの噂でプロダクトキーの必要ない企業向けのWindows2000があると言うことを聞きました。
実際、Windows2000 RC2ではプロダクトキーが必要なかったので調べてみます。

まず、製品版にRC2のファイルのうち怪しそうな(^^)ファイルを上書きしてインストールしてみます。
怪しそうなファイルとしては・・・
 setupp.ini
 setupreg.hiv
 pidgen.dll
この辺ですかね。

結論!
setupp.iniをRC2のファイルに置き換えるとプロダクトキーが必要なくなりました。(^^)<追試>(^^;;
setupp.iniですが実はテキストファイルで中身は下記の3行しかないですね。
(この辺は前項と同じです。)

製品版は
 [Pid]
 ExtraData=646E77637A6F6D79626A1D94089595
 Pid=51873000
(↑は英語版です。)

上記のうちPid=51873000の”000”の部分を”270”に書き換えることでプロダクトキーが必要なくなることがわかりました。(^^)<補足>
Pid=51873xxxにおいて
xxx=000:製品版、アップグレード版
xxx=270:企業向けバージョン
xxx=OEMOEM版(プレインストールモデル)


Windows2000の製品版とアップグレード版は何が違うのだろうか?
調査 アップグレード版をインストールする時に旧バージョンのCDを用意しなくてはいけないのは不便ですよね。
と言うことで、製品版とアップグレード版の違いを調べて見ます。

てっとり早く、製品版とアップグレード版のCDを比較してみます。
BOOTDISKフォルダとi386フォルダのsetupp.ini,setupreg.hivだけの違いですね。
BOOTDISKフォルダは起動ディスク作成用ファイルなのでとりあえず関係なしとして、アップグレード版に製品版のsetupp.ini,setupreg.hivを順に上書きしてインストールして見ます。
i386フォルダをハードディスクにコピーしてDOSからwinnt.exeを実行してインストールします。

まずsetupreg.hivのみを上書きしてインストールします。(120日評価版のKEYファイルですね。)
おっ、途中で旧バージョンのCDを入れる様に言われますね。

次はsetupp.iniのみを上書きしてインストールします。
成功です! 旧バージョンのCDを入れずにインストールは無事終了しました。(^^)<追試>(^^;;
setupp.iniですが実はテキストファイルで中身は下記の3行しかないですね。

 [Pid]
 ExtraData=6166656C736263737373B2574A0581
 Pid=51874000
 (↑は英語版のアップグレード版です。)

製品版では
 [Pid]
 ExtraData=646E77637A6F6D79626A1D94089595
 Pid=51873000
(↑は英語版です。)

では、setupp.iniの中身を書き換えてインストールしてみます。
まずはPidのみを書き換えてインストールです。
おっ、途中で旧バージョンのCDを入れる様に言われますね。

次は
ExtraDataのみを書き換えてインストールです。
成功です! 旧バージョンのCDを入れずにインストールは無事終了しました。(^^)


結論!
製品版とアップグレード版の違いはsetupp.iniのExtraDataによって決まっているようです。(^^)


Windows2000の120日評価版と製品版は何が違うのだろうか?
調査 まずは、120日評価版と製品版のCDの中身を比較してみます。
BOOTDISKフォルダとi386フォルダのeula.txt,pidgen.dll,setupp.ini,setupreg.hivだけの違いですね。
BOOTDISKフォルダは起動ディスク作成用ファイルなのでとりあえず関係なし。eula.txtもただのテキストファイルなので関係なし。と言うことでpidgen.dll,setupp.ini,setupreg.hivの3つのファイルの違いだけですね。

では、実際に120日評価版に製品版のpidgen.dll,setupp.ini,setupreg.hivを順に上書きしてインストールして見ますが、手っ取り早くi386フォルダをハードディスクにコピーしてDOSからwinnt.exeを実行してインストールします。

まず、pidgen.dll。
おっ、途中で入力するプロダクトキーが120日評価版のものが使えなくなりました。製品版のものでOKですね。インストールは無事終わりましたが、右下に評価版の文字がでます。また、コマンドプロントでwinverを実行すると、使用期限が表示されますので評価版のままですね。

次はsetupp.iniのみを上書きしてインストールします。
インストールは何事もなく終了。残念ながら、評価版のままです。

次はsetupreg.hivのみを上書きしてインストールします。
インストールは何事もなく終了。
成功です。時計を進めても問題なく起動します。

結論!
120日評価版と製品版の違いはsetupreg.hivによって決まっているようです。(^^)


WindowsXP SP2のライセンス認証(アクチベーション)は回避可能なのだろうか?

 corpfilesを使用する方法!
調査 WindowsXPにもやっとサービスパック2(以下SP2)がでました。
何かと噂の絶えなかったSP2についてライセンス認証の回避方法を調査します。(^^;;;

今回はSP2が統合されたWindowsXPを作成し、インストールしてみます。<用意するもの>
 ・WindowsXP VL版(今回は英語版を使用)
 ・SP2(Network Installation Package)<手順>
1. WindowsXP VL版をハードディスクにコピーする。
(説明ではD:\WXPFPP_ENとする。)
2. SP2を展開する。
コマンドプロンプトにて下記の様に実行(D:\SP2に展開する場合)
 XPSP2.EXE /U /X:D:\SP2 ※XPSP2.EXEがSP2ファイル
3. SP2をハードディスクにコピーしたWindowsXP VL版に統合する。
コマンドプロンプトにて下記の様に実行
 D:\SP2\i386\update\update.exe -s:D:\WXPFPP_EN
4. ブータブルCDを作成する。
 マイクロソフトのcdimageを使用する方法



実際に上記で作成したWindowsXP SP2 VL版をインストールしてみます。
結果は”c:\windows\system32\oobe\msoobe /a”を実行しても認証済みってでます。(^^)





結論!
WindowsXP SP2においてもcorpfilesによる認証回避は可能(^^)。<補足1>
WindowsXP VL版(SP2統合)とWindowsXP 製品版(SP2統合)の中身を比較してみました。
 DPCDLL.DL_
 OEMBIOS.BI_
 OEMBIOS.CA_
 OEMBIOS.DA_
 OEMBIOS.SI_
 PIDGEN.DLL
 SETUPP.INI
が違いました。(DPCDLL.DL_,PIDGEN.DLLは更新されています。)<補足2>
WindowsUpdateをしてみました。
WindowsUpdateがVer5になり変わった感じがしますね。
とりあえずは問題なしです。

<補足3>
WindowsXP VL版の日本語版にもSP2を統合してインストールしてみましたが、日本語版でも問題なく認証を回避することができました。


WindowsXPのライセンス認証(アクチベーション)は回避可能なのだろうか?

 corpfilesを使用する方法!
調査 WindowsXPにはライセンス認証(アクチベーション)があり自作パソコンユーザーには何かと不便なのでライセンス認証の回避方法を調査します。(^^;;;

WindowsXPの英語版が発売される直前、海外で
 XP_RTM_OEM_DELL_PRO.ISO
 usa_2600__x86.pro_no_activation.iso
と言うファイルのWindowsXPが流出しました。
このうちusa_2600__x86.pro_no_activation.isoが企業向けのライセンス認証(アクチベーション)の必要のないWindowsXP Professionalです。
上記流出と同時にusa_2600__x86.pro_no_activation.isoとライセンス認証(アクチベーション)の必要なWindowsXP Professionalの差分ファイルも流出しました。これがcorpfilesと言われているやつです。
中身はこんな感じです。

実際にWindowsXP Professional英語版にcorpfilesを上書きしてWindowsXPをインストールしてみます。
インストールが完了しました。
おっ!”c:\windows\system32\oobe\msoobe /a”を実行しても認証済みってでます。(^^)



次に本当にcorpfilesの全てが必要なのかcorpfilesから一つずつ削除してからWindowsXP Professional英語版に上書きしてWindowsXPをインストールしてみます。

最初は関係なさそうなWIN9XUPGフォルダとEULA.TXTとSETUPREG.HIVを削除してインストールです。
これは問題なくライセンス認証が回避できました。

後は、順番にやって行きますが結果としては、他のファイルは全て必要でした。(^^;;<補足1>
今度はWindowsXP Professional日本語版にcorpfilesを上書きしてインストールしてみます。
ただし、上記の結果より
 DPCDLL.DL_
 NT5INF.CA_
 OEMBIOS.BI_
 OEMBIOS.CA_
 OEMBIOS.DA_
 OEMBIOS.SI_
 PIDGEN.DLL
 SETUPP.INI
のみの上書きです。

結果は、見事にライセンス認証を回避することができました!
ただし、C:\windows\setuperr.logに”バージョンが違う”ってエラーがでてますね。まあ、使う分には関係ないのでいいかな。(^^)<補足2>
今度はWindowsXP HomeEdition日本語版にcorpfilesを上書きしてインストールしてみます。
まずは、上記同様に
 DPCDLL.DL_
 NT5INF.CA_
 OEMBIOS.BI_
 OEMBIOS.CA_
 OEMBIOS.DA_
 OEMBIOS.SI_
 PIDGEN.DLL
 SETUPP.INI
のみの上書きです。
あっ! インストールは無事終了しましたが、ログインするところでプロダクトキーが違うってエラーがでてしまいました!
しょうがないので、今度はcorpfilesの全てを上書きしてインストールしてみます。
えっ!? インストール時にProfessionalと言う文字がある・・・・・
インストール完了! げっ、起動時の旗の画面がProfessionalになってる・・・。
どうやら、見かけ上、Professionalになった模様です。 機能は???ですね。
でも、ライセンス認証は回避することができました!<補足3>
WindowsXP Professionalのインストール後のライセンス認証の回避方法

上記より認証回避するのに
 DPCDLL.DL_
 NT5INF.CA_
 OEMBIOS.BI_
 OEMBIOS.CA_
 OEMBIOS.DA_
 OEMBIOS.SI_
 PIDGEN.DLL
 SETUPP.INI
が必要なことがわかったのでインストール後の上記ファイルを探してみます。
(上記ファイルはCAB形式の圧縮ファイルなので拡張子の”_”は無視(^^))
見つかったファイルはDPCDLL.DLL, OEMBIOS.BIN, OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT, OEMBIOS.SIG, PIDGEN.DLL で、他のはないですね。

では、実際に認証の必要なWindowsXP Professionalをインストールしてから上記ファイルを上書きしてみます。
WindowsXPにはファイルの復元機能があり重要なファイルは削除してもすぐに復元されてしまいますのでセーフモードで立ち上げて上書きします。
では、再起動!
げっ!ログイン画面でプロダクトキーが違うって怒られます!(ログインできません)

これは、インストール時に使用したプロダクトキーも書き換えないと駄目だってことですね。
レジストリを見ましたが、Windows2000などでプロダクトキーが書いてある”HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion”にはないです。
ただ、”DigitalProductId”ってのが怪しい!(わからない様に暗号化したのかな?)
と言うことで、今度はcorpfilesを使ってインストールしたときのレジストリを保存しておいて、これを使ってレジストリも変更してみます。

再度、普通のWindowsXP Professionalをインストールしてから上記ファイルをセーフモードで上書きして、レジストリも変更します。
では、再起動!
おっ!今度はエラーもなく立ち上がりました。(^^)
ライセンス認証も回避することができました!<まとめ>
WindowsXP Professionalのインストール後のライセンス認証の回避方法
1. corpfileを用意する。
2. corpfileの中のDPCDLL.DL_,OEMBIOS.BI_,OEMBIOS.CA_,OEMBIOS.DA_, OEMBIOS.SI_を解凍し、DPCDLL.DLL,OEMBIOS.BIN,OEMBIOS.CAT, OEMBIOS.DAT,OEMBIOS.SIG,PIDGEN.DLL用意する。
  ※上記ファイルはCAB形式の圧縮ファイルなのでファイル名に.cabを追加して解凍する。
3. WindowsXPをセーフモードで立ち上げます。(起動時にF8キーを押す)
  ※ファイルの復元機能を回避するためセーフモードで行います。
はじめにWindows\system32\CatRoot\{F750E6C3-38EE-11D1-85E5-00C04FC295EE}のOEMBIOS.CATを削除する。
次にDPCDLL.DLL,OEMBIOS.BIN,OEMBIOS.DAT,OEMBIOS.SIG,PIDGEN.DLLをWindows\system32に、OEMBIOS.CATをWindows\system32\CatRoot\{F750E6C3-38EE-11D1-85E5-00C04FC295EE}にコピーする。
  ※OEMBIOS.CATは一度削除してからでないとうまく上書きできません。
4. レジストリーのHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersionのDigitalProductIdをFCKGW-RHQQ2-YXRKT-8TG6W-2B7Q8のCD-KEYを使ったときの値に書き換えます。(下記の値)
※方法:レジストリーエディターを使って書き換えるか、下記の内容のテキストファイルを作成し、拡張子を.txtから.regに書き換えて実行する。

    • 内容---------------------------------------------------------

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion]
"DigitalProductId"=hex:a4,00,00,00,03,00,00,00,35,35,32,37,34,2d,36,34,30,2d,\
30,30,30,30,33,35,36,2d,32,33,38,30,30,00,2e,00,00,00,41,32,32,2d,30,30,30,\
30,31,00,00,00,00,00,00,00,46,40,4b,cc,f9,45,ec,c0,e1,80,b8,f1,d5,c8,00,00,\
00,00,00,00,9d,bd,c4,3b,74,05,03,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,\
00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,37,31,34,32,38,00,00,00,00,00,00,00,1b,0d,\
00,00,a1,84,98,9c,00,01,00,00,16,1c,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,\
00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,00,06,4c,ee,57

5. 再起動する。
以上で認証回避ができます。


WindowsXP SP2のライセンス認証(アクチベーション)は回避可能なのだろうか?

 Anti Product Activation Crack Ver2 を使用する方法!
調査 WindowsXPにもやっとサービスパック2(以下SP2)がでました。
何かと噂の絶えなかったSP2についてライセンス認証の回避方法を調査します。(^^;;;

海外のライセンス認証(アクチベーション)回避ツールの紹介です。

名称 : Anti Product Activation Crack Ver2 (2005年8月29日の最新版はVer2.1.5です。)
機能 : winlogon.exeを改変しライセンス認証(アクチベーション)が済んでいる状態にする。
また、システム情報に残り日数を表示しなくしたり、”c:\windows\system32\oobe\msoobe /a”を実行すると認証済みと返答するようにする。
利点 : 下記のWindowsXPの全てのバージョンで使用可能。
WindowsXP ProやHomeは元よりWindowsXP MediaCenterEditionやWindows Server 2003でも使用可。
 Windows XP 2600.0
 Windows 2K3 3790.0
 Windows XP 2600.2180 (SP2)
 Windows XP 2600.1106 (SP1)
 Windows 2K3 3790.1218 (8.7.2004)
 Windows Longhorn 4008 or 4015
また、アンインストールが可能。
欠点 : サービスパックを当てることができるが、再度パッチを当てる必要がある。
2バイト文字のWindows上ではエラーがでるので対応が必要。(下記)



使用方法
1. 日本語版などの2バイト文字を扱うWindowsではエラーが出て使用できないので
コントロールパネルの”地域と言語のオプション”の”詳細設定”の”Unicode
対応でないプログラムの言語”を”英語(米語)”に変更する。


2. 再起動を求められるので再起動する。
3. WindowsXPにはファイルの復元機能があり重要なファイルは改変してもすぐに復元
されてしまいますのでセーフモードで立ち上げます。(起動時にF8キーを押す)
4. WPA_Kill.exeをクリック。
5. ”Apply/Browse”をクリック。
 注意:下図のようにwinlogon.exeを認識していること。


6. 途中でファイルの復元機能に注意する内容のメッセージがでるのでOKを押す


下記のように”Congratulations 'winlogon.exe' was patched successfully”とでれば
インストール成功です。

”Quit”を押して再起動して下さい。

7. コントロールパネルの”地域と言語のオプション”の”詳細設定”の”Unicode
対応でないプログラムの言語”を”日本語”に変更する。
8. これで、ライセンス認証が回避されました。




アンインストール方法
1. 日本語版などの2バイト文字を扱うWindowsではエラーが出て使用できないので
コントロールパネルの”地域と言語のオプション”の”詳細設定”の”Unicode
対応でないプログラムの言語”を”英語(米語)”に変更する。
2.
WindowsXPにはファイルの復元機能があり重要なファイルは改変してもすぐに復元
されてしまいますのでセーフモードで立ち上げます。(起動時にF8キーを押す)
3. WPA_Kill.exeをクリック。
4. ”Restore Backup”をクリック。


5. 下記のように”winlogon.exe was restoreed successfully”,”OOBE-state was
successfully restoreed”とでればアンインストール成功です。

”Quit”を押して再起動して下さい。

6. コントロールパネルの”地域と言語のオプション”の”詳細設定”の”Unicode
対応でないプログラムの言語”を”日本語”に変更する。